古代王国の遺跡：太古の麦を探せ…かな？

砂漠から戻って早々、遺跡へ向かう
砂漠の迷宮にはもぐったものの、遺跡自体は結構久々だったから
そこで、太古の麦…だったか、古代王国時代に食べられていた麦を探すクロウさんと出会う

クロウさんは、あまりお金に執着せず
この依頼のみんなで特産品を作る、報酬はビールのみ放題っていう当たりが気に入ったんだって

クロウさんは、金銭にあまり関与した生活をを送っていないらしい
人間としては少し珍しい、と思ったけれども
一方で、わたしの普段の生活も似たようなものだから、シンパシーも感じた
基本、食料は森か、ご近所と交換でなんとかなる
お金を出して買うものといったら、衣服とか、油や石鹸とか
それだって、しょっちゅう必要なわけじゃない

冒険者は、すこしばかり社会の仕組みからはずれたひとたちが多いと思っていた
……アウトローといえば、わかりやすいかな
別に、乱暴モノというわけではないのだけれど…
なんとなくクロウさんは輪にかけて、人の社会と言うものを客観視している立場に居る気がする
もちろん、人の社会をどうでもいいと思っているわけではなくて
そういう立ち位置にいるような気がするってだけなんだけどね

二人で太古の麦を探していたらなぜか大きなゴーレムがやってきた
ゴーレムを運転しているのは、ドワーフのゴレムスキンさん
最新鋭ゴーレムを、なぜかわたしたちにけしかけてきた
理由は、……うーん、よくわかんない
特に、こちらにうらみつらみがあるようではなかったのだけど…

ゴレムスキンさんのゴーレムに捕まって、助け出そうとしたクロウさんがぐるぐる回されて
ゴーレムが故障して、わたしとゴレムスキンさんがぐるぐる回って
けっきょく、みんなでリバース
リバース率100パーセントなんて、ありえない記録を樹立した

今日の遺跡はすっぱかった

【古代王国の遺跡：クロウ☆ゴレムスキン☆遺跡】

close

太陽と月の砂漠：砂漠渡りの夜

太陽と月の砂漠を渡って、町へ帰る途中のこと
アイクさんという旅人…？ええと、流浪人っていっていたかな
そういうひとと出あった

あと、うっかりと記憶の水晶を取り忘れた
うっかり

アイクさんは、この国に来る前にはSEAにあるようなジャングルの集落にいたらしい
でも、一見したところは、そんな風な印象はなかった
ジャングルですんでいる人って、色が浅黒くて、刺青やピアスをして、腰ミノ…そんなイメージだ
もしかして、偏見なのかな？

さて、このアイクさんっていうひとは、なんだか不思議な人だ
人当たりが良さそうで、なかなかに意地が悪い
要領が良さそうで、かといって危険を回避しようとするわけでもない
よくわからないけれど、アイクさんから初対面でいじめられっこの顔と寸評された
……そういわれるのが初めてではないだけ、ちょっと考えてしまう

そんな、いじめられっ子な顔なんだろうか……？

悪の組織とか、大魔神とかのとりとめもない話をして、一緒にラクダに乗って街へ戻ることにした
……ラクダのだっくんの、ダン・ケルニッヒという名前は微妙なセンスらしい
うーん……格好いいのにー？

【太陽と月の砂漠：アイク】

close

砂漠のオアシス：こわあい話

そろそろ、街へ向けて出発することにした
相棒は、レンタルラクダのダン・ケルニッヒ君（3歳オス）
砂漠の旅の定番として、まず目指したのはオアシス
砂漠の旅は、オアシスからオアシスへ確実に向かうことが大事って言われたもん

さて、オアシスで水を汲んでいたら
少し前に街で聞いた「おまじない」を思い出した
水の鏡を夜のある時間に覗き込むと、自分の未来が見えるというものなんだけれど…
そうしていたら、カイさんという人に出会って別のお話を教えてもらった

カイさんは、コウモリみたいなマントを羽織った男の子
気ままな冒険の途中らしい
どことなく、古風な話し方をする人だった

さて、カイさんはお呪いとかに興味を持っているらしく
わたしが知っていた水鏡の話に似た話を知っていると教えてくれた

曰く、夜中のある時刻に唇にかみそりをくわえて水鏡を覗き込むと未来の伴侶が見えるらしい
ある男性が、ソレをためして実際に白い服の女性を見たという
しかし、男性は驚いた拍子に口にくわえたかみそりを落としてしまう
水鏡に落ちたかみそりは、水を赤く染めたがそれ以上の怪異は何も無かった
それから数年後、夜道を男が歩いていたら、後ろから女に声をかけられた
覚えの無い声だった
振り返った男の目に映ったのは、白い服の女
なぜか顔を隠して、片手にかみそりを持っていた

………なんか、ロマンチックなお呪いかとおもったらホラーに発展しました
…ちょっとこわかった…

【砂漠のオアシス：カイ】

close

都のバザール：裏路地に鳥

おとうさんからの許可が下りて、がぁらの街中に自由にでられるようになって一年
ようやく
ようやくと、まともに記録の水晶を作動させることができました！
いつも、大体気づくと手遅れになっているんです……

記録の水晶をとりあえず日記帳に貼り付けてみる
こういうのって、みんなどうやって覚えているんだろう…
手探り？本能？誰か先生とかいるのかなあ……

とりあえず、日記
宿で、そろそろ夜ご飯だなって…何を食べようかなって考えていたら
なにやら、窓のほうから声が聞こえた
厳密に言うと、窓の下、細い路地のほうから声がする
あまり、治安が良くないってきいてるから、そっと覗き込んでみた
そうしたら、そこにはジェイさんが綺麗な鳥と一緒に居た
 

鳥の名前はジュリアさん、なんと人語を解するスペシャルバード
…っていうと、大げさかな？
ジェイさんの使い魔の一羽らしい
少しだけお話をすることができたけれど、なんだかレディだった

こないだなんて、トサカが寝癖で立ってるっていうのを指摘したジェイさんを
怒って、電気でアフロにしてしまったらしい
女性の扱いは注意！…かな？

ジェイさんは、お名前からしてこちらの人かなって思っていたら
実は、東の人だったらしい
本名は、ジエーさん。クルスジエーさん、っていうらしい
漢字で書いたお名前も教えてもらったんだけれど、意味しか覚えていない
慈愛が栄えるように、だったかな？
東は、単語ではなく文字自体に意味があるからすごいと思う

昨日に引き続き、話題は料理と、それから友達について
ジェイさんは、お料理が好きなんだって
でも、今は片腕しかないから難しいらしいけれど…
ことこと煮込むスープについて、ちょっと二人で熱く語ってしまった
……どうしよう、煮込み料理が作りたくなった

ジェイさんは、わたしと友達だと言ってくれる
命の危険があっても一緒に戦ってくれるんだと、言ってくれた

ジェイさんの友達を、わたしは昔、死なせてしまっている
ジェイさんもそれを知っているのに、そういってくれる
本当に、わたしに対して恨めしいとか憎らしいとか
そういう気持ちを抱かないのかって言うのは、ちょっとだけ気になった
でも、それと同時に、わたしがずうっと疑っていたら、申し訳ないという気持ちにもなる
誠意には誠意を返したい

そもそもにおいて、わたしの周りの人は少し優しい人が多い
何かを返したいと思うけれど、なかなか上手くはゆかないものだ

ジェイさんに、東のお料理を教わった
次に一人で作るときに、美味しく作れたらいいなあ

【都のバザール：ジェイ】

close

闘技場観客席：愛と友情のみそすーぷ

おおむね、日記のタイトルの7割は誇張です
ベーキングパウダー大匙いっぱーい、みたいな？

さて、バーサスも終わって
ポイズンスパイダーの騒動も、ひとしきり鎮静したみたいな夜
散歩がてら…というわけじゃないけれど、闘技場の観客席へ行ってみた
そこで、トレイルとハルスさんに出会った

お二人は、どうやらバーサスの名残をかみ締めにきたみたい
トレイルははっきりと、もうすぐ砂漠をたつからだって言っていた
もしかしたら、ハルスさんもそうなのかもしれない

悩み事が合ったら、助けに慣れたら嬉しいとかそういう話をした
あとは、成長期について？
そういえば、人間は何歳になれば成長が止まるのか
誰にも聞いたことが無かったのを思い出したから聞いてみた

女性は、男性よりも成長期が速く終わるみたい
それでも、ソレは個人差があって
人に寄っては26歳くらいまで身長が伸びるんだって
結構、…というか、想像していたより短い間しか成長をしないんだと思った
ちょっとびっくり

身長が伸びる食べ物の話から
和風と洋風の食べ物の話になって
結局、みんなでトレイルが知っている「ミソスープの食べられるお店」へ行ってご飯を食べた

ハシって、ちょっとびっくりした
スティック二本でみんな器用に食べられるんだね？
東の工芸品が細かいのは、ああいうところに秘訣があるのかな？なんて思ったり

【都のバザール：トレイル☆ハルス】

close