文字通り電撃的に街に戻って、少し休んだ
久々に家に帰ったら、唐突だったせいかおとうさんは少し驚いていたみたいだ
街はずいぶんと春になっていた
家を出たときには、まだ雪があったのにな
花を持って、聖堂に行く
なんていうか、何かあったら聖堂に行くというのは、ある意味テンプレートなのかもしれない
そこで、何かいいことがあったらしいシェリーさん
聖堂で、悩み事相談(有料)をしていたハッセンスさん
それから、ヤコポ神父様にお会いした
【山頂の大聖堂:ハッセンス・G☆シェリー☆ヤコポ
】
白い龍とかわした約束について、相談してみる
願い事が真であると、誰かに証明するっていうのはとても難しいっていうことはよくわかった
シェリーさんは、わたしが助けたいっていう人を連れてゆくのはどうかと言ってくれた
助けたいって言う願い事は、助けたい人が居て初めて完成するから
半分だけでは、それが本当かどうかなんて、わからないんじゃないか…って
ハッセンスさんは、白い龍を倒して花を手に入れればいいとか
あとは、命をかけることが白い花を持ちかえれないのが理由に証にならないのなら
誰かを一緒に連れて行って、その人に花を持ちかえってもらうとか、そういうことをお話してくれた
もちろん、そうしろって言ってるわけじゃなくて
そういう案もあるよね、っていう話だったけど……
ヤコポ神父様は、自己犠牲の精神を表すのは死ぬのが早いっていうことや
あとは、森の奥に真偽を見極める石造があるということ
それから、ちょっとだけ嬉しかったのが
わたしのためにいろんな人が動いてくれるのが、その願いが本当であることを表しているとか
とりあえず、海には一度行こうと思っていた
ラウラさんに、お会いしてみたい
答えが見つかる…とは思わないけれど、気持ちの形をはっきりとさせるには良いような気がした
ハッセンスさんは、ラウラさんの体を戻す手段を探してくれるらしい
シェリーさんは、そういえば定宿ができたらしい
とても嬉しそうだった
ずっと、泊りたかった宿なんだって
おかえりとただいまを言える場所ができたらしい
人が嬉しいと、なんだか、嬉しくなる
ちょっとだけ、調子にのってハッセンスさんと一緒に押し掛けてしまった
なんと、マールファさんのところだったよ
前々から、聞きたかったことをシェリーさんに聞いてみた
「今、誰かに背中をあずけることはできますか?」って
シェリーさんと出会ったころに、誰にも背中を預けられないと言ってたのが、なんとなくきになってたから
最後かも、とおもうと、結構人って積極的に慣れるものだね
でも、答えは「次に会うときに言う」…だって
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【ステータス】
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