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実は、凍土の日記だけれど街で書いている
地味に、ためてしまっていたから
とりあえず、まとめて書いておくことにしよう



アルビレオさんと、アルビレオさんが言っていたもう一人の同行者、ウタさんと出会う。

お話の途中、誰かが犠牲にならなければウタさんが犠牲になるということを言っていた
発端は、アルビレオさんが、「何に引き換えにしても」という言葉を使ったからなのだけれど…
アルビレオさんが戻らなければ意味がないと、ウタさんは言っていた

なんというか、わたしはこういうのは、ちょっと違うきがした
たしかに、いざって時を考えるのは大事だと思うけれど……
誰が犠牲になるか、そういうのをあらかじめ決めてある仲間なんて、いやだと思った
それを人に押し付けて平気でいられる顔なんて、できないと思うし
それが平気な人の力に頑張ってなりたいとは思わない

とりあえず、うっかりと、アルビレオさんとウタさんにチョップかましてしまった
お二人は大人なので許してくれた
ごめんなさい

【最果ての死火山:アルビレオ☆ウタ】

イヴェルさんと、ヴィルフリートさんに会った。
イヴェルさんは、白い龍ではなく白い花(龍が守る花ではなく、夏に見つけた花だそうだ)
それが、きちんと芽吹いているかを見にやってきたらしい、カミュと一緒に
風に飛ばされていったらしいから、風通りの良いところに生えるのだろうか

ヴィルフリートさんと、一緒にイヴェルさんの探索に加わることにする

【最果ての死火山:ヴィルフリート☆イヴェル】

白い龍にお会いした
大きくて、思っていたよりも少し金色がかっていた
想像よりも、とてもとてもきれいで、人の想像力というのは結構貧困なんだなあと思う

色々お話をしようと思っていたけれど
アルビレオさん達が探していた白い花について聞いた
そして、白い花を分けてくださいとお願いをした

白い花は白い龍の許しがなくては、誰も触れることができないらしい
龍は、その人が白い花を手に入れるにふさわしいかどうか、見定めているのだそうだ
だから、雪華の番人なのだろう

白い龍と盟約をかわす
・わたしが雪華を真に求めている、その証を立てる方法を探すこと
・それが見つかるまで凍土足を踏み入れてはいけないこと
・雪華が不必要になった時、つまりラウラさんの呪い(?)が解けたとき、わたしの時は止まること

時が止まる、というのは多分死んでしまうことと同意なんじゃないかなと漠然と思う
氷や雪のようになるのかもしれない

わりと、自分でも不思議なのだけれど、うろたえたりあせったりはしていない
証を立てられないと思ったときに、もうすでに死ぬことを覚悟してたからかもしれない
結構、人ってお腹が座るものなんだね

白龍に街まで送って(?)もらった
雷になったような、あの光景は、多分ずっと忘れることはできないだろう
そんなわけで、今、家でこの日記を書いている

ヴィルさんと、イヴェルさんに、お手紙をいれておかないとな
アルビレオさんにも、お手紙を書くことにした


とりあえず、命拾いはした
拾った命で、とりあえずがんばってみることにする
答えが自分の中にない、なら簡単だ
外に答えを探しに行く、だよね

【最果ての死火山:白龍】

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