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勢いで設置してみたり、なんだり。いわゆる日記っぽいものです。
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なんとなく、聖堂に向かう坂を登ってしまった
まあ、坂と言うよりはそう傾斜が険しいわけじゃないんだけど
だからといって、なれない車椅子には結構な難関だ
でも、どうして登ってしまったかというと
まあ、つまりのところ
……登れるかな、と登りはじめてみたら、最後まで登りたくなったというか
そんな、良くわかんない負けん気が出てみただけなのだけれど

まあ、街にもどってからまだ一度もお祈りをしていないから
ついでにお祈りをして帰ろうと思ったりもした
ついでとか、言っちゃうあたりにわたしの信心深くないところが如実かもしれない

さて、聖堂についたはいいけれど、難関が一つのこっていた
扉。
聖堂の扉は、けっこう大きくて、開けるのに時々苦労する。
そして、車椅子で扉を開けて中にはいるのって、実はけっこう大変だったりする。
ちょっとだけ、泣きたくなった。
結局、泣かなかったけれど。それは、わたしが我慢強かったっていうより、途中で助けてくれる人がいたからだ。

名前はミラさん。魔術師の人。
すっごく、が付いていいくらいに陽気な感じのエルフのひと。
以前海でであったアウルさんみたいな感じだった。
本人も、自分は変わり者で、あまりエルフと気が合わないって言っていた。
ミラさんは、聖堂にお祈りをしにきたのではなく、ステンドグラスを見にきたそうだ。
たしかに、ここのステンドグラスはとても綺麗。
今日みたいに、月が丸い日はとくにそうだ。
昼間も好きだけれど、わたしは夜の方が好き。
ミラさんと、お祈りする前に色々な話をした。
ミラさんは、昔はがぁらの魔法学院に通っていたということ。
死んだように生きるとか、そういうのはあんまり好きじゃないってこと。
でも、ミラさんが昔つきあってた人は、そういう人だったみたい。
どうして付き合ったのかは、本人も良くわかんないみたい。
恋は理屈じゃないとか、そういうこと?

そのまま、夜が更けたのでミラさんと別れて、お祈りして帰った。
帰りはくだりの坂道で、ちょっとスピードが出てこわいけど
実はちょっとだけ、楽しいと思ってしまった。

【山頂の大聖堂:ミラ】

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さて、がぁらについてまっすぐに向かった(というより、運んでもらった)のは、もちろん病院だ。
先生は処置がよかったねとも、また無茶をしたねとも言ってた。
まあ、正直、われながら色々無茶をしたとおもう。
両足の骨がぺきぺきなので、しばらくは車椅子だ。

この車椅子なんだけれど、意外に難しい。
腕の力を、普段使わない方向に使う。
しかも、腕も今あっちこっち傷だらけの上に火傷だらけだ。
けれども、しばらくはこれが足になるのだからと練習することにした。
向かったのは、広場。
そこで、アルフレッドさんとキョウカさんに会った。

アルフレッドさんには、案の定というかなんというか、心配をかけちゃった。
なんか、ものすごい顔をされてしまった。
それから、新陳代謝を高めるというお薬をもらった。
ご飯のあとに一錠らしい。早く傷を治したいから、忘れずに飲もう。
ところで、お薬を開発するときに自分でためしているらしい。
薬屋さんっていうのは、皆そうなのかな?
ちょっとだけ、恐くないかな?と思ってみたり、なんだり。

キョウカさんは、花とかそういったものの花言葉を媒体に魔法を使う魔術師みたいだった。
それで、魔法を使う以外にも誰でも使える魔法の香水を作れるそうだ。
正直、魔法の香水ってものすごい夢がある。
香水自体に、なんとなく憧れのようなものを持ってしまっているからなのかもしれない。
誰かを惹きつけるとかじゃなくて、見た目を変える「変身」の香水だってあるそうだ。

そういえば、結局練習はしなくて話し込んでしまった。
まあ、いいか。
一月はなんにもしないには、ちょっとだけ長い時間だ。
だから、また明日にしたって、いいだろうと思う。

【繁華街の噴水広場:アルフレッド★キョウカ】

あかい錠剤(瓶入)をもらった
食後に一錠、わすれないこと

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さて、目が覚めたときの日記を書いておこう。 正直、あの遺跡の後目が覚めたとき、自分がどこにいるかわかんなかった。 全身が痛かったし、体が熱っぽかったし、でもなんか頭がハイだった。 熱の影響だったのかもしれない。 良く考えたら、コテージだということはわかった。 水を飲もうとして、水差しを倒したことが縁で、魔法使いのロザリーさんに出会った。 それから、わたしを水から引き上げて運んでくれたのが、カルードさんだというのも分かった。 目が覚めてから、すぐに気付いたことだけど。 わたしの両足は、ばきばきだったとおもう。 骨折くらいはしたことがあるから、その感覚を思い出した。 ロザリーさん曰く、もう一回眠ったら次は起きれないかもしれない重傷。 カルードさん曰く、じつは肋骨も折れてるらしい。 こんな怪我をしたのは、戦争以来かもしれない。 カルードさんにも、心配をかけちゃったな。 結局、ロザリーさんが怪我を治療してくれた。 魔法を使って、だったけれどヒーラーというよりウィッチドクターみたいだった。 一月くらいで歩けるようになるって。 ちょっと、いや、実は、本当はものすごく安心した。 歩いたり出来なくなるって、ちょっと想像が一瞬つかないくらい大きなことだ。 聞いた話だと、ロザリーさんは足をなくしたニケさんという人の治療にきたらしい。 想像だけで、びっくりするくらい足がなくなるってこわい。 だから、ロザリーさんが早くニケさんとであって、ニケさんの絶望を拭えたらと思う。 明日の船で、がぁらにもどるつもりだ。 こっちだと、お医者にはなかなかかかれないだろうし。 それに、そろそろ帰らなきゃとも思っていたから。 カルードさんとロザリーさんに言われたとおり、ひとつきは冒険者はお休み、養生しよう。 【海辺のコテージ:ロザリー★カルード】

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うん、生きてる。
日記を書くときになって、思った感想は単純にそれだけだった。
ものすごく
めちゃくちゃ
あっちこっちが痛い上に、多分足が動かない気がするんだけれど
とりあえずまだ、生きてる。
他の人は、無事だったかな。
レイズさんや、ビットさん、マリアンヌさんに、パルティリアさん。
元気でいるだろうか。

今日は、すごい冒険をしてしまったきがする。
そもそもは、以前もぐってみた水に沈んだ遺跡に入れないかどうか、再び場所を変えてもぐろうとした
そこには、レイズさんがいて、もうもぐった後みたいだった
海賊の宝物を探しているビットさんに会い
大きな物音をマリアンヌさんと一緒に聞きつけた
マリアンヌさんは魔法使いで、わたしたちが湖にもぐる手伝いをしてくれた

湖にもぐってみたら、遺跡の入り口(門みたいなところだった)が開いていて中に入れるようになっていた
中には空気があったから、一度マリアンヌさんを呼びに入って奥へと進んでいった。

奥は、未踏の遺跡群って呼ばれてる地上の遺跡に続いていた
そこでであったのは、パルティリアさん
パルティリアさんも、魔術師…だったのかな?魔法をつかっていたから
遺跡には扉があって、魔術師の人がものすごくがんばって作ったロックの魔法がかかっていた
結局は、下から水があがってきていたから、魔術を弱めて剣で扉を切って中に入り込んだ
どうして、そんな方法を取ったかと言うと、湖に沈んでいる部分の門がひらいていて、段々と水があがってきていたから
あまり、ぐずぐずしていては水没しちゃいそうだった
しかもその水だって、なにか魔術みたいなもので水没しないように押し込められていた
つまり、魔法がなかったらもっと早く遺跡は水没することだろう
その魔法のもとは、扉のなかにあった

扉の中は海賊の隠した宝物があった。
宝箱からはみ出した金貨とか、変な形のたてとか王冠とか
それから、青い宝石をつらぬいていた短剣
それは抜けかけていて、それが抜けかけていたから遺跡に水が入り始めていたようだった
さらに扉の中にはわたしたちを外に出さないように召喚魔法がかかっていた
ドラゴンガーディアンというのだろうか?
すっごく大きな、ドラゴンだった

ドラゴンは、すごいドラゴンだった
タフだし、力が強いし、大暴れだった
わたしも死ぬかとおもった
正直、ぱくんとドラゴンの口の中に入ったときは、死んだかとおもった
結局、皆がんばって、それから短剣から解き放たれた水精霊たちが部屋になだれ込んできてドラゴンから逃げられたみたいだった
魔法の短剣の最後のちからで、水精霊達に地上に送ってもらえたようだけれど

正直、ちょっといまは体が痛すぎるな
足を、見るのが恐い…かも

【遺跡のうつる湖/未踏の遺跡群:レイズ★ビット★マリアンヌ★パルティリア★ドラゴンガーディアン】

両足が竜の尻尾にびたーんとされた
体中ざくざく
背中に火傷
背中どころじゃなく火傷

いこーる満身創痍

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遺跡の探索をしていたら、ルドゥ君と会った。
ルドゥ君は暗くて、最初こちらは見えなかったみたいだ。
ルドゥ君は手を火傷していて、剣をなくしてしまったらしい。
だから、ダガーを今使っているんだって。
さて、どうしてルドゥ君が遺跡にいるかというと、犬みたいな兎みたいな動物を追ってたらしい。
ご飯にしようとおもったんだって。
とりあえず、色々候補を挙げた結果、イギー(イヌウサギの略)と名づけて追いかけた。

とおもったら、うえからダガーが落ちてきた。
カルードさんが、上にいて。蔦にぶら下がっていて、落としてしまったらしかった。
カルードさんは蔦につられていて、自力で脱出することはできたが、しばらく話の種にと腹筋をしていたらしい。
つるされながら。
不思議。

色々話していて、近くに何かの群れの気配があってそちらに向かったらそこにはイギーが一杯居た
それから、エルフのアリアさんも。
イギーは頭が良く、アリアさんはシルフを介して交渉し、イギーの警戒役になるかわりに行動を共にしてたらしい。
そこで、色々話をした。
わたしが大人びてるかどうかとか、猪とか、イヌウサギみたいとか。
ルドゥ君がるどーくんって呼ばれると嫌がるとか。もう少し若く見えるとか。
カルードさんに、短剣の使い方や、人を死なせたくないと思うのは傲慢じゃないかとか義とかいろんなことを聞いた。
アリアさんは、結局わたしがハーフエルフだって気付いていたみたいだった。
でも、アリアさんは森を守る為にそれを厭うことはないみたいだった。
少しだけ安心した。

エルフと会うのは、ちょっとだけ緊張する。
人間よりも、ハーフエルフに付いて抵抗があるって聞くからかもしれない。
それとも、同じように森を守りたいと思ってるのに、否定されると傷つきそうだからかも。

生態系調査のメモに、イギーを記録して、今日は眠ってしまおうかな。
色々、なんだかんだで考えることがある夜だった。

【未踏の遺跡群:ルドゥ★カルード★アリア】

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ウルリーカ
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自己紹介:
凍土で休養中

【ステータス】
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