さて、目が覚めたときの日記を書いておこう。
正直、あの遺跡の後目が覚めたとき、自分がどこにいるかわかんなかった。
全身が痛かったし、体が熱っぽかったし、でもなんか頭がハイだった。
熱の影響だったのかもしれない。
良く考えたら、コテージだということはわかった。
水を飲もうとして、水差しを倒したことが縁で、魔法使いのロザリーさんに出会った。
それから、わたしを水から引き上げて運んでくれたのが、カルードさんだというのも分かった。
目が覚めてから、すぐに気付いたことだけど。
わたしの両足は、ばきばきだったとおもう。
骨折くらいはしたことがあるから、その感覚を思い出した。
ロザリーさん曰く、もう一回眠ったら次は起きれないかもしれない重傷。
カルードさん曰く、じつは肋骨も折れてるらしい。
こんな怪我をしたのは、戦争以来かもしれない。
カルードさんにも、心配をかけちゃったな。
結局、ロザリーさんが怪我を治療してくれた。
魔法を使って、だったけれどヒーラーというよりウィッチドクターみたいだった。
一月くらいで歩けるようになるって。
ちょっと、いや、実は、本当はものすごく安心した。
歩いたり出来なくなるって、ちょっと想像が一瞬つかないくらい大きなことだ。
聞いた話だと、ロザリーさんは足をなくしたニケさんという人の治療にきたらしい。
想像だけで、びっくりするくらい足がなくなるってこわい。
だから、ロザリーさんが早くニケさんとであって、ニケさんの絶望を拭えたらと思う。
明日の船で、がぁらにもどるつもりだ。
こっちだと、お医者にはなかなかかかれないだろうし。
それに、そろそろ帰らなきゃとも思っていたから。
カルードさんとロザリーさんに言われたとおり、ひとつきは冒険者はお休み、養生しよう。
【海辺のコテージ:ロザリー★カルード】
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