港町を通りかかったら小さな炎が見えた
ルドゥ君が、オジロさんの遺品を燃やしている火だった
灰は、風にさらわれて遠くへ飛んでいった
死者たちが行く、天の国へ、届くだろうか
ルドゥ君とエルタニさんから、オジロさんのことについてすこし聞いた
なんだか、面倒見のいい人だったらしい
ヤンキー、だったらしいけれど…
一度、酒場で話しただけだった
だから、こうやって、どういう人っだったのか知ることができてすこし良かった
エルタニさんは、海へ海賊の遺した宝物を探しにいくらしい
それは、オジロさんが言っていた冒険をなぞることみたいだ
わたしも、夏がくるころに凍土へ行こうと思っている
オーロラを見に行こう、そういったままブラッドさんは死んじゃった
だから、わたしの中で何か、それがひっかかってたから
オーロラを、わたしが見に行こうって
ルドゥ君も、気が向いたらきてくれるらしい
現地集合、現地解散、基本的に自由行動、向こうであったらよろしくね的な予定だ
いろんな人を、誘ってみよう
にぎやかなほうが、きっといい
それから、海賊の遺書の手がかりを探してもみたい
ツンドラや、雪の野外を勉強することもできるだろう
……大丈夫、一人じゃなければ寒さに心凍えてしまうことはないだろう
もう、いろんなことから半年も経ったんだな
【潮風の港町:ルドゥ★エルタニ】
凍土に行くときには、水が凍らないような工夫が必要
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プロフィール
HN:
ウルリーカ
性別:
女性
自己紹介:
凍土で休養中
【ステータス】
治りかけ。
【ステータス】
治りかけ。
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