なんていうか、ふさぎこんでしまいそう、というのかな
下手なことを考えていたら、下降気味の思考がぐるぐると回りまわってしまいそうだった
だから、そういう時は動くことにしている
でも、なんとなくにぎやかなところへ行きたくなかったから
好きな場所、長い階段の上にいって街を見下ろすことにした
レンガ造りの、長い階段
ここは、わたしの大好きな場所のひとつだ
街が一望できて、エルフの森だって見えてしまう
夜になるとそれが、地上にある星みたいで、綺麗で好きだ
街が見下ろせる場所まできて、すこし行儀が悪いけど、階段に座る
そうしていたら、魔法使いのアジタートさんに出会った
アジタートさんは、なんだか紳士的っていうか、伊達男?というのかな
たぶん、この人は女性にもてるだろうなって、そんな気がする人だった
二人で並んで、街を見ながらお話をした
お互いの仕事のこと
それから、ダークエルフのことや
種族の違いについて、それの無関心による加害について
人は、誰かが死ぬっていうことに「しかたない」とか「そういうものだ」って諦めを感じてしまうことがあるらしい
…そういうものなのかな
でも、少しだけ心当たりはある気がする
争いはあんまり好きじゃない
競争とか、ゲームは、けっこう好きなんだけどな
なんだか、最近難しいことを考えすぎて知恵熱がでないか心配になってきた
【長階段:アジタート】
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プロフィール
HN:
ウルリーカ
性別:
女性
自己紹介:
凍土で休養中
【ステータス】
治りかけ。
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