なんだか、ブログに一時保存の機能が追加されてるんだかよくわからないことになっています
……へんなとこ、押しちゃったかな?
あんまり色々考えないで、SAIで遊んでみる
筆の使い方が何となくわかったような、わかんないような
あれですね、ショートパンツというよりも、カボチャパンツです
ボリュームもっそり
聖堂でお祈りをするときに、神様では無い人を感じるのは、わたしだけではないらしい
アルマンドールさんは、昔になくなったおかあさんを思うらしい
そして、今どんな顔かが見えるのですって
つまり、健やかなときは嬉しそうに
ちょっと不健康なことをした後は、呆れたみたいに
…今、こちらをみて亡くなった人はどう思っているのだろうか
願わくば、安らいでいてほしいなあ
なんとなく、そんなことを考えてしまった
アルマンドールさんは、以前売ったものの修理を引き受けていたらしい
それは、金の隠しロケットになっているロザリオ
…ロケットなんていっても、飛び出すアレではない
蓋がついていて、小さな肖像がとか何か入れられるアレだ
アルマンドールさんは、そうやって心に秘める大事なものがあるのが羨ましいみたいなことを言っていた
神様に祈るときに、このロザリオを持っているひとは
神様と同時に、別の人の姿…もしかしたら人ではないかもしれないけれど…を感じるのだろう
それが、もしかしたら悲しい思い出だったかもしれないけれど。
なんとなく流れで、昨晩であった絵描きのヨハンさんについてのお話をした
といっても、短い話だったけれど
昨晩なくなった人が居て、その人が絵を書いていたこと
書き残した絵のこと
それをみんな聞き終わってから、アルマンドールさんはわたしにひとつ提案した
それは、全てを穏やかに思い出せるようになったら
彼が書いた絵を使って、手鏡をつくるのはどうか…ということ
静かに、穏やかに思い出せるようになったら、アルマンドールさんの言葉にそうことにした
帰り、少しお祈りをしてから、アルマンドールさんと職人のところへゆく
毎回、アルマンドールさんが無茶なことを頼んで
ぶうぶう文句を言うけれど、やりごたえのある仕事を望んでいる人らしい
以前、わたしがアルマンドールさんへ渡したものでオルゴールを作ったらしい
それを見せてもらうことができた
曲名は、「ただ一度だけ」
【山頂の大聖堂:アルマンドール】
雨が降り出してきた
この時期の雨は、とても冷たく感じる
風の具合と空の色でしばらくしたら止みそうな気がしたから
目に入った、ぼろぼろのお屋敷で雨宿りをすることにした
誰かが咳をする音がして、奥を覗いてみたら
ヨハンさんっていう若い画家の男の人とであった
ヨハンさんは、この家の方らしい
でも、ご病気のようなのにずっと飲まず食わずで絵を描いているようだった
ちいさいころに夢で見た天使を絵に描きたくてがんばっているみたいだ
ヨハンさんは、わたしにモデルになってほしいと言ってくれた
わたしは、ひとつ条件を出してモデルを引き受けた
その条件とは「これを最後の作品にするなんて思わないこと」
なんだか、お話していて感じたのだけれども、ヨハンさんはこの絵さえかけたら自分なんて死んでいい
……そんなふうに、思ってるように感じたから
椅子に座ってモデルになっていたら
不思議なことに、いきなり回りが真っ暗になった
…ううん、真っ暗というのはちょっと違う
まるで星空に浮かんでいるみたいに、周りにきらきら小さな光が浮いていた
体がいきなり軽くなったと思ったら、…うん、びっくりしたことに、わたしの背中に羽が生えていたんだ
信じられない?
うん、わたしも…今でも夢だったんじゃないかって思うくらい
星空を飛んでいる間に七色の泉と小さな大地をみつけてそこへ下りていった
そこには、さっきよりもずっと健康そうなヨハンさんが待っていた
どうやら、そこはヨハンさんが描いた絵の中で、ヨハンさんはそこにわたしと自分の魂を閉じ込めたみたいだった
夢で見た天使の絵を描きたくて、がんばってがんばって
そして、最終的に考え付いたのがこの方法だったのですって
ヨハンさんは、わたしに天使を望んだけれど、でもわたしは天使にはなれなかった
体をおいてきたから、きっと健康なんだろうヨハンさんに、わたしはとっても残酷なことを望んでしまった
それは、生きようとすること
また、明日を迎えて、明後日を迎えること
苦しくても、辛くても、生きてる人っていうのはそういうものを手放してはいけないって思った
これができれば、人生をここでおしまいで良い、引きこもって世界を閉じてしまおう
そう、思わないでほしいなって思ってしまった
上手く言えるか、わからないけれども
ヨハンさんの、魂を閉じ込めた絵の中には、未来がなかった
わたしは、未来が無いのは嫌だし、ヨハンさんにも未来が無いというのは嫌だった
負けないでほしいって、言ってしまった
ヨハンさんは、わたしと約束をした
夜に咳の発作が出てきたら苦しいから、お見舞いにきて傍に居てくれって
そうしたら、きちんと病院にいくからって
気が付いたら、わたしはモデルになったときと同じように椅子に座っていた
でも、キャンバスの向こう側に居たヨハンさんは倒れていた
慌てて駆け寄ったときには、とても苦しそうに体を丸めていた
何度も、何度も咳をして、血を吐いた
手を握っていたけれど、祈ったけれど、ヨハンさんは一緒に病院へゆけなかった
………うん、わたしは自分が思ったことが間違いとは思わない
いまでも、それは思っていない
でも、ヨハンさんに、とても酷いことを望んでしまったんだろうと思った
苦しみへ引き戻して、最後に命をかけてやりたかったことを手放させた
せめて、天使だったらよかったのになあなんて、仕様の無いことも考えてしまう
いっぱい泣いた
【朽ち果てた屋敷:青年画家】
涙もろい性分なのか、本当にめそめそないててびっくりした
ありがたくて、申し訳なくて
こんなにおろおろしてるの、自分だけじゃないかと泣いた後思ってしまった
港町を歩いていたら、秋!って言われた
びっくりして振り返ったら、どうやら髪に赤くなった葉っぱがついていたみたい
そんなきっかけで知り合うことが出来たのは、マーニャさんとジーンさん
小さな秋が取り持った間柄、というのもちょっとロマンチックだ
ちょうど時間帯はお昼前
ジーンさんは、朝市でサンマをたくさんとモズクカニをたくさん仕入れてきたところだったみたい
時期物で、脂が乗って美味しいみたいで
ジーンさんが、わたしとマーニャさんに焼いてご馳走してくれた
サンマが焼けるまで、いろんなお話をする
といっても、メインは海とか船のこと
ジーンさんは、少し前までは船乗りさんをやっていたらしい魔法使い
マーニャさんは、歌うたいの人
いろんなところで歌っていて、そのうち外国に行ってみたいらしい
マーニャさんは泳ぐことができないから、船が少しこわいみたいと言っていた
でも、実際に船に乗っていたジーンさんに言わせると
船で旅をする分には、ちょっと泳げないくらい気にしなくていいらしい
沖で船が沈没したら、泳げたってダメだからって
でも、そういうことを言うものだから、マーニャさんが怖い想像をしちゃったみたいだ
気にすること無いよって、伝えるのも難しい
でも、誤解はとけたみたいでよかった
マーニャさんの歌を聴きにゆくという約束をした
ジーンさんは、この街についたときに船乗りを辞めたらしい
冒険者だったお兄さんにならって、がぁらを見てみるんだって言っていた
ジーンさんとは、どこか冒険地であえるかもしれない
さんま、美味しかった!
【潮風の港町:マーニャ☆ジーン】
昨今、絵を描いてはなかったことにし、なかったことにしています
二時間かけてダンスを練習していた某勇者氏はもう少しお待ちください
あれですね、ちょっと迷走ちゅう……
ハロウィーン絵くらいは用意…できたらいいなあ
さて、この間、噴水広場の近くのお料理屋さんに立ち寄ってみました
ソーセージとキャベツの漬物が特産のがぁら近辺のお国の料理が自慢だそうです
そこのランチの目玉は、パンが食べ放題!
パンの食べ放題といっても、なかなか面白いものでした
ふわふわのまっしろミルクパン
真っ黒なライ麦100%の黒いパン
ライ麦を小麦と混ぜて、ドライフルーツや胡桃をいれた薄切りのぽそぽそした甘いパン
小さなバターロールに似た、塩味の強いパン
上に書いた以外も、ゴマを使っていたり、ガーリックオイルが使われていたり
なかなか、種類が豊富…どうやら、日替わりで5種類くらいあるみたいです
東国は、パンよりもライスが主食のようです
パンも、中身に何かジャムとかカレーとかを入れたりしたものの種類が豊富だとか
メロンパンとか、がぁらでも売っていますが、東国から伝わったものだったんですね…
色々な国からきたひとが商売をしているのががぁらだから
パン屋さんごとに、もしかしたら売っているパンっていうのは違うのかもしれません
パンって色々だなと思って、何となくわたしの生活圏でのパンを思い浮かべてみました
繁華街まで、歩いて一時間半ほどかかるので毎朝パンを買いに行くのは難しいです
あと、一々買うと高いので、基本的にパンは自宅で焼きます
だいたい、2日くらいおきにまとめてパンを焼いちゃいます
わたしとおとうさんの二人暮らしですから、量はあまり多くありません
食事がシチューやポトフなどの、スープ系の料理が主流なので
パンはちょっとみの詰まった感じの、ぽそぽそしたナッツが入ったものをよく焼きます
あとは、遠出をするときに持ってゆく、水分を殆ど飛ばした、かちかちのドライフルーツ入りのパン
スコーンに似た、ハーブの入った甘くないビスケットを焼くこともあります
ミルクや蜂蜜をつかった、白くてふわふわしたパンは、お祝いのときに焼きますね
使うのは、小麦やライ麦が主流ですが、時々トウモロコシの粉を使ったパンケーキを作ることもあります
これは、パン…とはちょっと違うかな?
作ったらすぐに食べてしまいます
おとうさんもわたしも家にいる日のお昼とかに、時々食べます
このときは、ご近所の牧場からミルクを戴いてクリームにして食べるのが好きです
パンにつけるのは、クロデットクリームや、バター、ジャムが主流です
もちろん、固いパンはスープに浸して食べますし、サンドイッチにすることもありますが
ジャムの種類は、結構豊富かもしれません
イチゴ、ブルーベリー、黒すぐり、木苺、りんご…
ジャムは保存食ですから、旬の時期に取ってきてたくさん作って次の年までに食べてしまいます
ジャムに関わらず、サウスエルム家の食料庫は塩漬けや干し物、砂糖漬けにしたものがいっぱいです
冬は、基本的に森の恵みが少なくなるので、夏や秋にがんばって集めます
なので、砂糖や塩は、行商人さんからまとめて買ってます
……なんだか、微妙にパンの話から脱線しました
まあ、サウスエルム家の食料事情はこんな感じでした
後ろでおとうさんが「ふるきよきじだいのよーろっぱを色々寄せ集めて近代風味でごったまぜ」って呟いてます
何を言ってるんだろう…?
【ステータス】
治りかけ。