アンリのところのアルバイトも、けっこうなれた。
余裕が出来てくると、ご近所のお店の人とか、そういう人とも会話するようになった。
うん、けっこう良い感じ。
今日は、角のお花屋さんから売れ残りのお花を安く売ってもらった。
家に持って帰ろうかなって思ったけれど、大聖堂に向かう道のところで知ってる神官さんにお会いした。
上まで行くなら連れて行ってくれるって言ったから、お願いすることにした。
お花は祭壇へ差し上げることにした。
ただ、車椅子から祭壇へ花を置くには少し遠くて、そうしたら、カリンさんが助けてくれた。
カリンさんは、東から来た人みたい。
とおもったら、ブラッドさんもやってきた。東国コンビ。
ブラッドさんは、どうやら聖堂のお掃除をしていたみたいだった。
片手を怪我してるけど、本を読んだりとかけっこう活動的っぽい?
カリンさんは、わたしがエルフの血を引いてるってすぐに分かったみたい。
理由は、森の匂いがしたからとか。
厳密に言うと、半分だけれど。カリンさんは東国にはエルフがいなくて珍しいって言っていた。
東には、妖怪っていうゴブリンみたいな魔物はいるけれど、エルフみたいな妖精族はいないみたい。
ブラウニーやシルキーみたいな家妖精もいないって言うから、びっくり。
カリンさんは、あんまり同じ年頃の女の子と笑ったりしてこなかったみたい。
この街のことを、褒めてた。
わたしも、小さい頃は、同じ年頃の子とかと遊んだことはない。
でも、わたしが街で何人か同じ年頃の友達ができたみたいに。
カリンさんも、すぐに同い年くらいのお友達と笑ったりできるんじゃないかな。
【山頂の大聖堂:カリン★ブラッド】
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