聖堂へお祈りと、それから先日の傷にのろいや穢れがないかどうか見てもらいに行った
結果は、問題ないとのこと
……怪我以外は、だけれど
そこで、久しぶりのライエン君と、狩人のウェーバーさんに出会った
3人、順番にお祈りをした
他愛のないことを話しながら、誰かがお祈りをするときは誰ともなく黙る
その流れが、なんとなく穏やかでちょっとだけうれしかった
神様についての話をした
時折、聖堂で神様の話をする
わたしは、よく聖堂へお祈りへ来るけれど、神様を信仰しているわけじゃない
神様を信じていないというわけでもない、尊敬をしているし、大事にも思っている
でも、たぶんわたしはどこかで、神の加護がわたしのもとにないということも感じている
だから、わたしにとって神へ祈るということは、よそ様の場所を訪れるとき、そのえらい人へ挨拶をするのに似ている
信仰とは違った祈りだから、聖堂に入るときはすこし緊張する
神様に祈る代わりにわたしは、精霊の加護に感謝する
ライエン君やウェーバーさんは、精霊と神の違いがあいまいだと言っていた
精霊は、精霊じゃないかなと思ってしまったのは、わたしに精霊が見えるからかもしれない
ウェーバーさんが、森で狩った獲物を神へ捧げていた
その姿が、すこしだけ、おとうさんが精霊に感謝する様に似ていて不思議な気がした
ちょっとだけ、うれしい
【山頂の大聖堂:ライエン★ウェーバー】
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プロフィール
HN:
ウルリーカ
性別:
女性
自己紹介:
凍土で休養中
【ステータス】
治りかけ。
【ステータス】
治りかけ。
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