世界樹ってなんだろう?
街から見えるあの樹ではなく、新しい世界樹
今ある世界樹ではだめなのかな?
ひとの希望を引き換えにしても作りたいものなんて、美しいのかな?
それは、本当に必要なのかな?
疑問はつきない
夜の聖堂で、森で話を聞いた温室のエルフのかた、ライトゥスさんとダルクロアさんとお会いした
それから、ライトゥスさんに希望を取られたかたのお友達セアラさんと、ヴェルトラウテさんにも
一つの賭けを申し出てみた
まず、ライトゥスさん、ダルクロアさんは世界樹を育てるのが目的らしい
世界樹を育てて何をするとか、どうなるとかは、あまり考えていないみたい
世界樹が育ったら綺麗だからとか、ずっと育てているからそれ以外は考えられないとか
そういう感じで、希望を糧に世界樹を育てているみたいだった
セアラさんは、片目を怪我していた
なんだか本人は怪我をしてもすっきりした!と言っていたから良いのだけれど
怪我をするのは、痛そうだなあと思う…実際、痛いのだけれど
目を怪我したことは、幸い…というか、今までない
セアラさんは、メイアールさんっていうエルフの希望を取り戻そうとしていた
ライトゥスさんの言葉では、希望を奪われてもまた希望が芽吹かないわけではないみたい
でも、セアラさんは希望を取ってしまうっていうことが許せないって言っていた
ヴェルトラウテさんはエルフで、同族に災いを与えるエルフが許せないみたいだった
わたしは、許すとか許せないというより
話を聞いた限りでは、メイアールさんというのは取引をして希望をあげたらしい
取引だったなら、知らないわたしが代価として渡したものを返せ!というのはおかしいかなと思ったけれど
でも、その取引の根本はライトゥスさんがある人の光を奪ったからっていうことだったから…
ライトゥスさんの味方にはなれないと思った
希望を奪っているのならば、わたしはライトゥスさんに弓を向けるだろう
でも、困ったことに見た限りライトゥスさんは、まだ強行的に希望を奪うってことはしなさそうだった
わたしの大事な人たちが希望を奪われるのは嫌だとおもう
そもそも、心がかけるっていうのは、とても苦しいんだ
心を凍らせられたことも、涙を奪われたこともあるけれど
(こうやって書くと、我ながらすごい経験だ…)
それはどちらも、とても苦しかったように思う
でも、ライトゥスさんとダルクロアさんを止めるには、きっと傷をつけて追い払うだけではだめ
殺さなければ止まらない、そういう印象をうけた
だから、わたしは一つの賭けを申し出た
ライトゥスさんがわたしに世界樹の意義を説明すること
綺麗だから、じゃなくて
世界樹を育ててどうするのか、どうなるのか
それは、果たして希望と引き換えに足るものなのか
もし、それでわたしが納得をしたら、わたしはライトゥスさんに希望をあげると言った
本当は、説明をするまで奪わないでって言ったけれど頷いてはくれなかった
この話に、ライトゥスさんが乗ってくれたのかは…正直ちょっとわからない
でも、聞いてみてくれる、考えられたら考えるかもって言ってくれた
ライトゥスさんが、世界樹と希望について疑問をもってくれないと説得はできない
説得ができなかったら、殺して止めないといけないかもしれない
だから、わたしは賭けに出てみた
ライトゥスさんが、考えること…それが目的
でも、どう転ぶかな?
セアラさんには、思い切り心配をかけてしまったのだけれど…
それでも、人を簡単に殺すなんてしたくはない
【山頂の大聖堂:光主ライトゥス★セアラ★ヴェルトラウテ★闇主ダルクロア】
世界樹を育てて何をするとか、どうなるとかは、あまり考えていないみたい
世界樹が育ったら綺麗だからとか、ずっと育てているからそれ以外は考えられないとか
そういう感じで、希望を糧に世界樹を育てているみたいだった
セアラさんは、片目を怪我していた
なんだか本人は怪我をしてもすっきりした!と言っていたから良いのだけれど
怪我をするのは、痛そうだなあと思う…実際、痛いのだけれど
目を怪我したことは、幸い…というか、今までない
セアラさんは、メイアールさんっていうエルフの希望を取り戻そうとしていた
ライトゥスさんの言葉では、希望を奪われてもまた希望が芽吹かないわけではないみたい
でも、セアラさんは希望を取ってしまうっていうことが許せないって言っていた
ヴェルトラウテさんはエルフで、同族に災いを与えるエルフが許せないみたいだった
わたしは、許すとか許せないというより
話を聞いた限りでは、メイアールさんというのは取引をして希望をあげたらしい
取引だったなら、知らないわたしが代価として渡したものを返せ!というのはおかしいかなと思ったけれど
でも、その取引の根本はライトゥスさんがある人の光を奪ったからっていうことだったから…
ライトゥスさんの味方にはなれないと思った
希望を奪っているのならば、わたしはライトゥスさんに弓を向けるだろう
でも、困ったことに見た限りライトゥスさんは、まだ強行的に希望を奪うってことはしなさそうだった
わたしの大事な人たちが希望を奪われるのは嫌だとおもう
そもそも、心がかけるっていうのは、とても苦しいんだ
心を凍らせられたことも、涙を奪われたこともあるけれど
(こうやって書くと、我ながらすごい経験だ…)
それはどちらも、とても苦しかったように思う
でも、ライトゥスさんとダルクロアさんを止めるには、きっと傷をつけて追い払うだけではだめ
殺さなければ止まらない、そういう印象をうけた
だから、わたしは一つの賭けを申し出た
ライトゥスさんがわたしに世界樹の意義を説明すること
綺麗だから、じゃなくて
世界樹を育ててどうするのか、どうなるのか
それは、果たして希望と引き換えに足るものなのか
もし、それでわたしが納得をしたら、わたしはライトゥスさんに希望をあげると言った
本当は、説明をするまで奪わないでって言ったけれど頷いてはくれなかった
この話に、ライトゥスさんが乗ってくれたのかは…正直ちょっとわからない
でも、聞いてみてくれる、考えられたら考えるかもって言ってくれた
ライトゥスさんが、世界樹と希望について疑問をもってくれないと説得はできない
説得ができなかったら、殺して止めないといけないかもしれない
だから、わたしは賭けに出てみた
ライトゥスさんが、考えること…それが目的
でも、どう転ぶかな?
セアラさんには、思い切り心配をかけてしまったのだけれど…
それでも、人を簡単に殺すなんてしたくはない
【山頂の大聖堂:光主ライトゥス★セアラ★ヴェルトラウテ★闇主ダルクロア】
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