夜、遺跡を歩いていたら、何となくどこからか名前を呼ばれた気がした
……実際には、気がしただけで、聞こえてなかったのかもしれない
誰かいるのかなと思ったけれど、
周りにはだれもいない……
ちょっと時期をはずした怪談みたいだなとちらっと思ったら
前と後ろからコンボで脅かされました
犯人(?)は、ソフィさんとシュテファンさん
まあ、驚かす気はなかったみたいだけど…
(でも、ソフィさんは、姿隠しのアイテムのテストみたいだったから、それはそれである意味確信犯なのかな?)
ソフィさんは、リハビリ?というのかな
なんだか、怪我をした上に栄養失調だってお医者様に言われて
退屈をもてあまして遺跡に来ていたらしい
とりあえず、突っ込みの前に大丈夫?と心配になったけれど
わりと、本人はけろっとした感じだ
…でも、なんとなく、ソフィさんは辛いときでもけろっとしたふうに言いそうな予感がする
だけど今日は、本当に平気みたいだったから、ちょっと安心
ソフィさんは、人間ではなく…ええと、じんこうせいめいしゅ?
つまり、人口で、生命
人の体を継ぎ合わせて作ったお人形みたいなものらしい
だから、ソフィさんは自分の怪我を治療することを「修理」っていうし
あんまり栄養をバランスよく取ることをしなくて良い…のかわからないけど、重要視はしていないみたい
ご飯を一人で食べるっていうことが、つまらないっていうのもあるみたい
今度、一緒にご飯を食べる約束をした
あれだね、個人的にはソフィさんが自分の意思を持って動いている以上
お人形…とは言わないような気がするな、なんて思ってみた
というか、お友達を心が無いただのモノのような言い方は、なんとなく抵抗がある
言葉なんて、実は大した問題ではないとは思うんだけどね
そういえば、シュテファンさんとも久々に出会った
私と同じ、何かしらの目的を持たずに、何となく遺跡を探索していたらしい
前々から、信心深い人なんだろうなという気はしていたけれど
ちょっとした聖句を唱えることもできるのだとか
あまり、そういった形式的なものに無縁な身としては、ちょっと格好いいなって思ってしまう
……これって、ミーハー?
神様に怒られそうだね
わたしは、途中でちょっとフクロウ便を受け取るために、一度遺跡を出てしまった。
結局、わたしの名前を呼んでいた声(そもそも、空耳だったのかもしれない)の正体は不明
……いったい、なんだったのかな?
【古代王国の遺跡:シュテファン☆ソフィ】
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