活字の調べ物は苦手だ
あんまり、本を読むって言う習慣が無いからだと思う
簡単な単語ならなんとかなるけれど
調べ物になると、いわゆる専門書っていうのを読むことが多い
そういった類の本には、難しい単語がいっぱい並んでいて、目がちかちか、頭がくるくるしてくる
図書館に、アグネグアの手がかりを探しに行ったのだけれど
本としての手がかりは、特にはなかった
でも、アグネグアに似ている動物がいるっていうこと
それから、何よりも手伝ってくれる、エッジさんとヒコさんにお会いできた
最初は、どの本棚から探していいか迷って
とりあえず、アグネグアのAの棚から探していた
そうしたら、名前は聞いていないけれどお医者様(ソロレスさん)にお会いして
アグネグアに似ている動物がいると教えてくれた
…結局、その動物はどんなものなのかは…聞けなかったけれど
動物図鑑を探していたら、ヒコさんとエッジさんにお会いできた
ヒコさんは、前にアグネグアと最初に出会ったときに一緒にいたひと
だから、ギルドに貼り付けたわたしの張り紙を見て
わたしが、アグネグアに取り付かれてしまったとか、悪い縁がついてしまったんじゃないかって心配してくれていた
心配させてしまったのは、申し訳ないと思う
でも、心配してくれたっていうのは、同時にどこかむずむず嬉しい気持ちにもなる
だからって、危険なマネをしたいわけじゃないんだけどね
エッジさんが、道中で見つけた宝物(があったら)を報酬に手伝ってくれることになった
ヒコさんは、わたしが手伝ってくれませんか?ていう前からやる気だったみたい
とりあえず、お二人にゲフさんのことをお話した
それから、わたしたちがアグネグアをなるべく助けてあげたい…というのも変だけれど
可能ならば、みんなが笑えるようなふうにもってゆきたい
アグネグアはいったい何なのか?っていう仮説をいっぱい出した
魔物だと、わたしたちは仮定して言っているけれど
じつは、人間が大きな魔力でオーバーロードしてしまった成れの果てだとか
魔術師だとか、聖職者だとか、錬金術師だとか
もしかしたら、わたしたちが思ってるよりもずっと悪いものかもしれない
…まだ、みんな仮説だ
ひとつの幸福を望んだとき、またはひとつの悲劇の終了を望んだとき
それが、別の悲劇を招いたり呼んだりすることが、時々ある
そんなことをエッジさんが言っていた
でも、幸せになるか、ならないかなんて、まだわかんない
わからないなら、関わったみんなが満足できる終わりだって見つかるかもしれない
………そう思ってしまうあたりは、わたしはやっぱり甘いのかな?
帰りに、エッジさんが借りたたくさんのコミックを運ぶのを手伝う
ものすごく重かった
アグネグアの目撃情報が、わたしが思っていたより多くあることを知る
明日は、聞き込み…かな?
【THE GRAND LIBRARY:ソロレス☆ヒコ☆エッジ】
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