結局、大怪我をしたのはどうあがいても変わりがないので、聖堂へ行った。
トウカさんが言うには、神官医師さまがいるらしい。
治療が終わって、かといってあの坂道を歩いて下ってゆくのはしんどかったので
しばらく、長いすでぼんやりしていたら、色々な人にあった。
リッキーさんは、人を名前そのままで呼ぶのが苦手らしい。
砂漠のほうの、習慣なのかな?だから、愛称のリーカと呼んでもらうことにした。
なんとなく、年上の人にねーさんって呼ばれるのは、ちょっと気恥ずかしいから。
チドリさんは、遠くからきた旅人みたい。
よく、厳密には覚えてないけど、砂漠をこえて更に遠い国だった。
緑色の石と、魔法の道具の帽子をもらった。
魔法の道具の帽子の効果で頭にたんぽぽがさいたけど。
怪我が治るのが早まるし、人がわらってくれるなら、それでもいいかな。
スティールさんは、聖堂の修理をしていた。
頭にはえたタンポポを指差して大爆笑したのは、どうかとおもう。
でも、知り合いが生きててよかった。
聖堂、はやくなおるといいな。
ヴィオルドさんは、特製シチューで聖堂の配給をしていた。
今、聖堂では色々な人が避難しにきているみたいだった。
体を温めて、体力を回復する薬草シチュー、レシピを教えてもらった。
……温かい食べ物は、なんとなく今でも食べるとちょっと泣きそうだ。
戦いの後、寝てしまっていたから、知らなかったけれど
今、がぁらの街には禁獣という魔物がうろついているらしかった
世界は、滅びなかった
でも、明るいものを未来に受け継ぎたいって、決めたから
この状況をほうってはおけないなって…そう思う。
【山頂の大聖堂:リッキー★チドリ★ヴィオルド★スティール】
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ウルリーカ
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凍土で休養中
【ステータス】
治りかけ。
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