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勢いで設置してみたり、なんだり。いわゆる日記っぽいものです。
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大問題がおきた。
とりあえず、今負ってる怪我に比べたらたいしたことはないのだけれど。
それでも、我が家にとっては大問題だ。
うちの猫。胴が長くて、足が短い猫。
黒くて、足先だけが白くて、毛が中途半端に長い猫、クロック。
その、うちの猫がどこからかノミを貰ってきた。
地味にサウスエルム家は大騒ぎ。
やれ、石鹸水だ、やれ、シャンプーだ。
…シャンプーは、わたしがこんな体だし、猫が嫌がるから虫除け草で編んだ首輪をつけることにした。
けれど、虫除け草の匂いが嫌なのか、つける前に猫が逃げ出した。
しかたがないから、森に逃げた猫を追いかける。
車椅子になってから、森に踏み込まなかったけれど。
このときは仕方ないよね、なんて。

クロックを捕まえてくれたのは、魔女のヒュースさん。
魔女って言っても、男の人。男の人でも魔女なら魔女なんだって。
不思議な匂いで、不思議な形の煙草を吸っていた。
少なくとも、紙巻煙草ではない。あと、噛み煙草でもなさそう。
あえて言うなら、筒に葉っぱをつめて燃やしてる感じ。鉄煙草?
クロックさんに、ルリちゃんと呼ばれた。
ウルやリーカや呼ばれたことがあったけど、真ん中を取ってルリっていうのは初めてだ。
今後、ウカとか、ルーカとか呼ばれたりするかもしれない。

エルフと、ダークエルフの話をした。
ヒュースさんにしてみれば、エルフもダークエルフもあんまりかわらないらしい。
わたし達には失礼かもしれないけれど、といわれたし。あんまり怒ることでもないけど。
でも、確かにちょっと心外だ。
ヒュースさんは、ダークエルフの恐さを知らないというより、…どちらかと言うと客観的に外側から眺めてる感じがした。
ダークエルフに対して無警戒なわけじゃなさそうで、少し安心。
ときどき、人によっては恐くなるくらいに警戒がなくて心配になるから。

ここ3日、自分がハーフエルフだって人に言うことが多いかも。
でも、ヒュースさんは人と妖精の奇跡の子だなんていってた。
ちょっとだけ、照れくさい。
でも、奇跡っていう表現は少し嬉しいかもしれない。

さて、日記を書いたら猫に首輪をつけないとな。

【エルフの森:ヒュース】

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帰り道、港を通りかかってみたら何か森のほうへ呟いてる人がいた。
オージェさんといって、花粉症に困ってる人だった。
だから、森のほうをみて何かしきりに睨んだりしてたみたい。
とりあえず、花粉症って認めたらくしゃみとかが酷くなる気がするんだ。
だから、当座のところ風邪って思ってたほうがいいのかも。

オージェさんと冒険の話とか、もやしの話とかをした。
ドラゴンのこととか、種族のこと。
ハーフエルフだっていったら、珍しいっていって握手した。
なんだか、初めての反応でびっくりしちゃった。
もちろん、悪いびっくりじゃないけど。

オージェさんと今度うちにきて、キドニーパイを食べてくれるって約束した。
あと、うちのジャガイモを食べにきてくれるらしい。
エルフのおとうさんを見たら、やっぱり握手をするのかな?

【潮風の港町:オージェ】

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アンリのところのアルバイトも、けっこうなれた。
余裕が出来てくると、ご近所のお店の人とか、そういう人とも会話するようになった。
うん、けっこう良い感じ。
今日は、角のお花屋さんから売れ残りのお花を安く売ってもらった。
家に持って帰ろうかなって思ったけれど、大聖堂に向かう道のところで知ってる神官さんにお会いした。
上まで行くなら連れて行ってくれるって言ったから、お願いすることにした。

お花は祭壇へ差し上げることにした。
ただ、車椅子から祭壇へ花を置くには少し遠くて、そうしたら、カリンさんが助けてくれた。
カリンさんは、東から来た人みたい。
とおもったら、ブラッドさんもやってきた。東国コンビ。
ブラッドさんは、どうやら聖堂のお掃除をしていたみたいだった。
片手を怪我してるけど、本を読んだりとかけっこう活動的っぽい?

カリンさんは、わたしがエルフの血を引いてるってすぐに分かったみたい。
理由は、森の匂いがしたからとか。
厳密に言うと、半分だけれど。カリンさんは東国にはエルフがいなくて珍しいって言っていた。
東には、妖怪っていうゴブリンみたいな魔物はいるけれど、エルフみたいな妖精族はいないみたい。
ブラウニーやシルキーみたいな家妖精もいないって言うから、びっくり。

カリンさんは、あんまり同じ年頃の女の子と笑ったりしてこなかったみたい。
この街のことを、褒めてた。
わたしも、小さい頃は、同じ年頃の子とかと遊んだことはない。
でも、わたしが街で何人か同じ年頃の友達ができたみたいに。
カリンさんも、すぐに同い年くらいのお友達と笑ったりできるんじゃないかな。


【山頂の大聖堂:カリン★ブラッド】

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車椅子で軽く困るのは、道。
階段とか、舗装されていないところはとても通りにくい。
だから、どうしても回り道になっちゃうんだ。
今日は、港町を通って帰ってみた。
そうしたら、事故でアルフレッドさんの足を踏んじゃった。

いや、足があるのにうっかりしていたというより、アルフレッドさんが足音をころして近寄ってたっていう感じなんだけど。
わたしを、驚かそうとしてたらしいから、半分は自業自得かも。
でも、痛そうだった。
更にその後、人に足を踏まれて、フォウさんに墜落されてたから。
アンラッキーな足の日?
イアリィが、魔法を使ってくれてたから怪我はないと…思う、けど。

フォウさんがくれた珈琲牛乳とメロンパンで、ちょっと休憩した。
夜遅くに甘いものを食べるとか、そういうことは、この際忘れてみる。
食べながら、皆で将来の夢とか話してみた。
わたしや、イアリィはまずは一人前になりたいねって言った。
イアリィはお師匠様に、わたしはおとうさんに、それだけじゃなくていろんな人に認められたい。
いまだって、認められてないわけじゃないけど。
もっともっと、まだ足りない。

アルフレッドさんはおとうさんになりたいらしい。
それで、「おとうさん猫かっていいでしょ」とか、言われたいんだって。
アルフレッドさんは恥ずかしそうにしてたけど、わたしとイアリィは良い夢だなって思った。
まだ見ぬ子どものために、修行までしようとするんだからよっぽど、子どもが好きなんだな。

ところで、大人になると夢とかそういうのを口にするのが恥ずかしくなるらしい。
大人にだって、未来があるのにね。


皆は、そろそろ砂漠行きの準備が万端みたい。
「いってらっしゃい」って言っておいた。
うーん、見送る側なのは悔しい。
早く、歩けるようになりたいな…。

【潮風の港町:アルフレッド★イアリィ★通りすがり★フォウ】

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噴水広場を通りかかるときには、ついつい、天使像に声をかけてしまう。
といっても、こんばんはとか、そういう挨拶的なもの。
今日は、そこからお返事が返ってきて、びっくりした。
もちろん天使像が動いたんじゃない。
天使像の上に、ラシールさんが乗っかっていたからだ。

ラシールさんと話していたら、ビットさんやキョウカさん、ブラッドさんがやってきた。
なんだか、夜だというのに噴水広場の周りで井戸端会議。
ラシールさんは蛙で、ビットさんは兎だからなんだか不思議な光景だった。

ビットさんが無事でよかったとか、ラシールさんはもともと人間だったとか。
ブラッドさんは、最近図書館で推理小説を読んでるらしいとか。
あと、キョウカさんはやっぱり花言葉にすごい詳しい。
薔薇の色によって言葉が違うとか、初めて聞いた。
黒い花はあまり良い花言葉がないらしい。
うーん、黒って印象的に明るい感じじゃないからかな。

帰り道は、ラシールさんと一緒に帰った。
道すがら、騎士の恋に付いて色々きいてみたりした。
うん、けっこう、騎士様の恋ってハードっていうか、どろどろ?なの?

【天使像の噴水広場:ラシール★ビット★キョウカ★ブラッド】

ちなみに、ブラッド・ビットにものすごい笑いそうになったりした。

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