大よそ数日分。
ちょっと、こまごま日記を書くにも記憶が可愛そうなことになってるので、ダイジェスト!
桜の下で、アルフレッドさんにワルツを教えてもらいました。
でも、そうかくとロマンティックだけど、実際はカエルの話をしていたり超えられない身長差とかで、全然さまにすらなってなかったり!
お花見がとりあえず楽しみ!かな!
遺跡に行ったら、ブラッドさんに観察日記をつけられた
ヘチマや朝顔の気分を味わうある意味、珍しい体験!
でも、独り言を聞かれたのはどうだろう恥ずかしいかも!?
遺跡にて、悪ノ王女と呼ばれる女性の棺を発見
実際は、本人ではなく影武者として殺されてしまった妹姫様のものだと日記帳で発覚
妹姫様の唯一の友人の人形の名前が、偶然にも同じ「ウルリーカ」
何か運命を感じる動き出したウルリーカとの約束で、首飾りは聖堂へ預けることにした
それにしても、棺一杯の宝石とかシルクとか金とか銀を見つけてしまった… ええと…どうしよう?
見つけた財宝の一部を、聖堂へ寄付した
そもそも、あまりお金を使わないのに持ってるってちょっと落ち着かない
そこで、名前を名乗ってはいけない人(リヴァル)と、ゴーディさんに会う
名前を名乗っていけないのは、神様の戒律らしい
律儀とか、自分の手をすりこぎですって団子にして他人に上げてるっぽいとか、優しいとか言われた
律儀では、あるみたいだ。おせっかいともいうのかもしれない 。
宝物を見つけた関係で、わたしや聖堂が狙われるかもしれないとストームさんという人からお手紙をもらった
確かに、そうかもしれない
気付いてなかったけれど、聖堂へ渡そうとしてる首飾りだけで金貨50枚だっけ…
ストームさんは、「首飾りをわたしから奪った」という事にしてわたしと首飾りの安全をはかろうと提案してくれた
でも、そうしたらストームさんは要らない誤解を受けてしまいそうだ
だから、こうお願いした
依頼の期限がきれるまで、首飾りを守ってください、って
わたしは、何かを守るということには向いてないから
とはいえ、ストームさんの顔を見たこともないということで、探してみることにした
酒場へ行って、イルミナさんに聞いてみる
答えは、知らない
……まあ、しかたがないよね
でも、話していたらストームさんがやってきた
我ながら、ちょっとだけ付いてるかもしれない
後から、アーヴィンドさんやコトネさんもやってきた
それから、アーヴィンドさんは赤い竜を退治する際につかう不溶の鉄を探す為の、迷宮探索のパーティを募集していた
でも、わたしは残念ながら魔法のコンパスを追いかけてるから参加できなかった
何時終わるとはわかんないから…
森で、ハチさんとレイヴさんと会う
どうやら、ハチさんはわたしが焼いたパンを気に入ってくれたみたいだ
贅沢に蜂蜜とミルクを入れて焼いてみたんだよね
お金の使い方とか、こういう贅沢をすることくらいしか考えつかない
あとは、冒険用の装備を整えるくらいかな?
レイヴさんが探している月色草を皆でさがす結局見つからなかったけど、なんだか楽しかった
花見のために、色々買い物をしてみた
夕方の繁華街は人が一杯で、大変人がたくさんいるところは、慣れないからかちょっと苦手だ
たくさん人がいると、中にはハーフエルフが嫌いな人がいるかもって思うからかも
それはさておいて、
休んでいたらアルエさんとであった
アルエさんは、昔冒険者だったらしい
危険な妖精の話や、レンジャーはマイナーっていう話をした
よし、とりあえずざっとかいてみるとこんな感じかな?
思ったよりも長くなっちゃったな今度から、もうちょっとマメに日記をかかないとだ
足がそろそろ本調子。
森で、弓の練習をした。なかなか、しばらくの間練習できなかったから、変な癖がついちゃった。
左側で撃つ時に、少し曲がってしまう。
もうちょっと、体を戻したいな。
一応、弓は両手で打てるようにしている。本来は、右利きだけれど弓だけは両利き。
とはいえ、必要にかられなければ左で撃つことがないから、まあ、深刻ではないけれど。
そうしていたら、オペラさんとシュミットに会った。
オペラさんは、わたしと同じ射撃の練習みたい。
オペラさんが使うのは、弓じゃなくって銃。しかも、銀製。
弾を含めて、銃全部が銀でできているらしい。狼男やヴァンパイアが見たら、泣いちゃうんじゃないかな。
どうやら、それは魔法で弾をとばすらしい。
魔術師以外がつかうなら、弾には火薬を使うらしい。
シュミットと一緒に、オペラさんに銃とか、風の魔法でものを飛ばすことを色々見せてもらう。
シュミットは魔法の武器を作る勉強をしているから、銃の構造が難しそうって話をしてた。
たしかに、剣に比べると部品がたくさんあるから、作るとしたら大変なんだろうな。
シュミットは、鉱物が好きなんだって。
わたしは、銀は好きだけれど、鉄は少し苦手だ。使えないわけじゃ、ないけどね。
エルフより、ドワーフと仲良くなれそうだななんて思った。
シュミット自体、ドワーフと知り合いになりたそうだったけど、個人的な知り合いはまだいないみたい。
ところで、何度かわたしはシュミットをシュミット君って言い間違える。
厳密にいうと、けして間違えではないんだけれど(名前を間違っているわけじゃないから)
基本的に、呼び捨てってあまりしたことがないから、どうしても癖になってしまってるんだよね。
別に、人と距離を置いているわけじゃ、ないんだけど…。
次に間違えたら、なんだかフレンドリーなあだ名で呼ぶことになった。
わたしは、ウルリン。シュミットは、何て呼ぼうかな?シュシュー?ミット?うーん。
考えておこうかな。
【エルフの森:オペラ★シュミット】
世界樹のしたで、眠っている人をみつけた。
もう夜だし、起したほうがいいかな?
それとも、起したら怒ってしまうだろうか?
そう考えていたら、寝ていた人は目を覚ました。
寝ていた人の名前は、リヒルドさん。
どうやら、起さなかったのは正解らしい。どうやら、寝起きはとっても機嫌が悪くなるらしい。
でも、にこにこしながらそれを言うから、機嫌が悪いところが想像できなかった。
リヒルドさんは、マジックアイテムを貸し出しているお仕事をしているらしい。
たしかに、以前少し調べたことがあるけれど、マジックアイテムはとても高価だ。
だから、ちょっと使いたいときとか、レンタルできたら買うよりも安価だし、良いかもしれない。
……マジックアイテムって、手入れが必要みたいだし。扱いも、難しそうだ。
リヒルドさんは、そんなお仕事をしているから、魔法のことや精霊のこと、薬草のことを勉強しているみたい。
でも、精霊語は向いてないっていっていた。
…なんとなく、誰かが精霊が見えないとか、精霊語が難しいって言うと、ちょっとだけ不思議な気がする。
精霊が周囲に居るのが当たり前だと思っていたから、わたしの見ている世界の一部は人によっては、見えていないってことだもん。
とりあえず、手を握って念じてみた。
見ている世界が、そういう風に誰かに通じたらいいのにね。
ところで、リヒルドさんのおうちにはたくさん本があるらしい。
本を貸してくれるといって、合鍵をくれるといってくれた。
でも、合鍵はなんとなく気恥ずかしくてお断りしてしまった。
だって、本や芝居だと、男の人に合鍵を貰うっていうのは、女の子のビッグイベントだから。
でも、大体お家にいるらしくて、今度尋ねてゆくことにした。
外国の薬草も見せてくれるって。
なんだか、たのしみだな。
【世界樹の下で:リヒルド】
アルバイトの帰り、港町を通ったら誰かが手を振ってた。
なんとなく、そちらを見てしまったら、エクリスさんが船から下りるところだった。
どうやら、ゴーディさんとお知り合いで、手を振ってたみたいだった。
エクリスさんは、今さっき海に帰ってきたばっかりみたいだった。
おかえりなさいと、ゴーディさんと一緒に言う。
知り合いに、お帰りなさいといえるのは、こういうときに居合わせた幸運なんだろう。
ペットの話と、合言葉の話になった。
うちのクロックの話とか、エクリスさんの九官鳥のキューちゃんとか、聖堂の猫とか。
今度、3人でそれぞれのお家にツアーを組んで遊びにゆくことにした。
それから、合言葉なんて、決めてみた。
何かに使う予定があるわけじゃないけれど。
エクリスさんが、股引っていったら、わたしはドンビキ、ゴーディさんは取引っていう。
ノリで決まった合言葉だけれど、なんだかちょっと嬉しい。
そのうち使ってみよう。
【潮風の港町:エクリスR★ゴーディ】
【ステータス】
治りかけ。