病院で、窓から外を眺めていた
そうしたら、廊下の方から誰かの話声が聞こえてきた
片方は、先生みたいだけれど、もう片方は違うみたい
通り魔が…とか、犠牲者が、みたいなことを言っていたから
なんとなく気になって、其方を覗いてみた
先生とお話をしていたのは、サイダージャックさんというドルイドのかた
ドルイドって、森の中で木を守って儀式をしているイメージがあったけれど
(まあ、そのイメージは物語からの引用なんだけれども)
ドルイドさんは、魔法使いのローブっていうより街の人って格好だった
世界が変わってきているから、ドルイドも昔のままではいられないみたい
サイダージャックさんは、ドルイドのいわゆるところの実働部隊?っていうのかな
こちらの世界と、別世界のもの
つまり、魔法とか精霊の力とかそういう…この世界の均衡とかことわりといったものをゆらがしてしまうもの…かな?
まあ、そういうものを、抑制するのがお仕事みたいだ
お話した限りは、優しそうなひとだったけれど
でも、なんとなく…お仕事とか自分で割り切った何かに対してはとても厳しいひとのように感じた
今は、その通り魔を追いかけているみたい…?
街は、相変わらず賑やかだ。
先生から、静かな凍土へ休養へ行くのをすすめられた
先生のお知り合いが、馬車や乗り合いのそりのことに詳しいらしくて
そちらに話を通してくれると言うことだ
たしかに、冒険者ギルドとかをにぎわせてしまった事もあるし
少し、静かなところへ行きたいなとも思ったから、お言葉に甘えることにした
【病院:サイダージャック】
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プロフィール
HN:
ウルリーカ
性別:
女性
自己紹介:
凍土で休養中
【ステータス】
治りかけ。
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