宿の談話室、暖炉の脇になんだか不思議なものがあった
例えていうのなら、みの虫
…でも、小さな小枝や葉っぱじゃなくて、毛布でぐるぐるってなっている
正しく言うなら、す巻きっていうのほうが近いのかもしれない
何だろう、って思っていたら、それが動いて声をだした
びっくりした…それは、ジゼットさんだった
どうやら、寒さにとても弱いジゼットさんは、街から疎開しにきたらしいけれど
ものすごい寒いので、毛布を四枚ぐるぐるにして完全防備だったらしい
【雪被りの村:ジゼット☆氷結の魔女】
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馬車を乗りついで、某所・仮設夜桜城で開催される
がぁら開国10周年記念のパーティに行ってきました
参加者総数70人を軽くオーバーという驚異的な人数のパーティです
うっかり、馬車を一本乗りそびれたりしてましたが、無事に受付開始時刻に到着
某有名銅貨数枚で買える、正方形に近いチョコレートの記念品をいただきました
聖堂と森のイラストでした、嬉しい嬉しい。
…どうしよう、もったいなくて食べられないやもしれません
(チョイスが黄粉味というのがまたいいセンスで大好きです)
顔を知った人もいくぶんかいましたが、顔を知らないかたも結構いました
自己紹介やら、フリータイムやら、色々あわあわしてたり
衝撃的な事実が2・3明らかになったり
衝撃的な事実を2・3明らかにしてみたり
とても楽しかったです
話しかけてきてくれた方に本当に感謝
毎回毎回、人とお話をするたびに喜びます
たいへんだったね、というコメントもかなりいただきましたが(笑)
みなさん、良く見てるなあ!?とドッキリでした
温かい言葉をかけてくれて、本当にありがとうございました
あと、お菓子もいっぱいいただきました
手作りのアイスボックスクッキーや、故郷のお菓子とか…わたしもなにか持ってくべきだったかな?
夜中の談話室、人の気配があったから覗いてみたら
ライエン君と、おじいさんがいた
…厳密に言うと、わたしもライエン君もおじいさんのことは気づけてなくて
おじいさんが動いて初めて、そこに人が居たって驚いたのだけれど…
おじいさんは、なんだか不思議な人だった
そして、わたしとライエン君にお話をしてくれた
ひとを助けたくて、勇者になりたくて頑張った人の話
ちょっと、人よりも強すぎて、目についた人を助けることが可能だった人
やがて、悪い人たちの頼みも断らずに
優しい王さまを、悪い王様だと信じて殺してしまった人
そして、処刑されるところを、剣をすて、過ちを語り続けるということを誓って姫君に助けられた人
ライエン君もおじいさんも、その人は傲慢だったという
…なんとなく、わたしはその傲慢を否定しきれないと思ってしまった
助けてあげたい、は傲慢な気持ちかもしれないけれど、それが無かったら始まらないことも多々ある
だから、危惧すべきは、傲慢ではなく盲目なのかなと思った
うーむ
……難しいなあ
日記にこんな堅苦しいことを書くとは…我ながらあまり想定してなかったよ
うん、単純に思った事を書いておこう
誰にしろ、何にしろ…「人を助けたい」そう思ってそう動いたことを、恥じてもうやめようと思ってしまわないでほしいなと思った
…うん、これにつきるかな
だって、悪いのは「誰かを助けたい」って思って動いたことではないもの
そこにあるのが、ある種の義務感や惰性があったとしても
そこに、一歩間違えたら悲劇が起こる危惧はあっても
それがなくなってしまったら、…うん、多分ね、ひとはひととしてとても大事な物を手放してしまう気がした
なんてね
【雪被りの村:ライエン★膝掛けの老人】
森の方へ、歩いてみた
もう、杖を持たないでも良いけれども
杖に頼っていた分、ずいぶんと体力が落ちている。
この分だと、腕の方もかなりおちていそうだ……
山に登るのだから、がんばって取り戻さないと。
森で、イトゥカと出会った
イトゥカは、白いのっぺりとした仮面をかぶっていて、両手に鉄の爪を持っている
雪原で出会うにも、街で出会うにも、ちょっとびっくりな人だった
でも、お話をしてみると別にそんな、変な人でもない
イトゥカは、武者修行…というのかな?戦士と戦いに来ているらしい
出身は外国で、山なので気温は低いところだから、凍土でもそこまで苦ではないみたいだ
目的が武者修行なら、がぁらはぴったりだと思う
武器を持ち、強い人もいるし…それにさらに強くなりたい、と思う人だっていっぱいいる
イトゥカの仮面は、別に趣味とかではなくて、神様の仮面なんだって言っていた
戦いの神様で、イトゥカの村の人はみんなあがめている
戦うことは、神様へ奉じることなのかもしれない
生活と、信仰が街とは違うかたちで結びついているんだろうな、って思った
神様と人間が戦ったとき、人間を生んだ故に神様ではなく人間側に唯一ついた神様
そのことで、他の神様に感情を取られてしまったというけれど
…きっと、感情があったらイトゥカの奉る神様は、嬉しいと思うんだろうなって思った
武者修行とか、手合わせっていう言葉を聞きつけてガレイさんもやってきた
体が冷えてきてしまっていたから、わたしはあまりおしゃべりできなかったけれど
良く考えたら、武者修行と言えばガレイさん
イトゥカとガレイさんは、結構お似合い(男性同士だから別に恋愛的な意味じゃない)なのかもしれない
ガレイさんに、村まで送ってもらう
イトゥカも、村に滞在しているらしい
………村の人たちも、最初は仮面にびっくりしたんだろうなあ、なんて思ってみた
【氷結の森:イトゥカ★ガレイ】
昼ごろ、宿の下を通りかかったら、ヒコさんに似ている人が雪下ろしをしているとおもった
…似ているというか、実際本人だったよ
凍土に行くとは言っていたけれど、実際に来てると思わなくてびっくりした
お互い冒険者だから、どこで出会ってもおかしくはないのだけどね?
雪のないところなら、と条件でヒコさんに屋根に登らせてもらう
宿の中からはいって、屋根裏の部屋の窓から外にでる
そうしたら、ヒコさんとはまた別の男の人が増えていた
上から見たときにはいなかったから、多分今来たばっかりなんだろう
男の人のお名前は、テラさん
テラさんは、村の人ではなく羊飼いをしていて
今は、毛に良い薬草を食べさせるために、羊を追って凍土に着ているらしい
屋根の上からは、テラさんの相棒、牧羊犬のメリノが見えた
お話をしていたら、テラさんの羊が逃げているのがわかって
テラさんの指示で、メリノが流星みたいに、ぴゅーってかけて行ったのがすごかった
犬って、どうして雪の中でもあんな風に軽やかに走れるのかな?
わたしも、雪を歩くのは苦手じゃないけど…
でも、絶対に勝てない!って思ってしまう
テラさんのお手伝いで、羊を数えてから、みんなでお茶で休憩をした。
【雪被りの村:ヒコ★テラ】
カウンター
プロフィール
HN:
ウルリーカ
性別:
女性
自己紹介:
凍土で休養中
【ステータス】
治りかけ。
【ステータス】
治りかけ。
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