死火山に寄ってから、ツンドラ地帯を越えて村へと帰る途中
シルフの気まぐれか、フラウの楽しみか、雪風が強くなってきた
別に、戦闘妖精がでてきたわけじゃない
方向感覚が失われないうちにと、岩陰と雪で壁を作って、火を焚いてやりすごすことにした
そうしたら、セガルさんとアルシアさんとであった。
セガルさんは、なんと、ツンドラを三日ほどさまよっていたらしい
……アルシアさんが、それに関与しているような、していないようなことを匂わせていたけれど
…ほ、ほんとのとこはどうなのかな?
まあ、3人でお茶をしながらいろんなことを話した
主に、セガルさんの凍土冒険の目的であるペンギンとおいしいものについて
それから、アルシアさんが探している銀のはとについて
セガルさんが探しているペンギンというのは、空を飛ばずに海を飛ぶ鳥らしい
わたしの想像では、シャープで凶悪な感じだったんだけれど
アルシアさんの書いてくれた絵によると、なんとなく
スーパーハードらんららんららんららんらーって歌ってそうな可愛い鳥類だった
セガルさんとわたしは、ペンギンを食べる気満々だったのだけれど
アルシアさんは、あまり食べたいと思わないようだった
どうやら、あまり食用はメジャーではない鳥類みたいだ
アルシアさんは、銀の鳩を探しているらしい
それを見つけると、どうやら王様のレストランへの招待券がもらえるとか、なんとか?
…レストランは、鳩を食材にするのかな、それともマスコットにするのだろうか
個体数が少ないのなら、必要でなければあまり食べたいとは思わないのだけれど
……もしかしたら、森の置くには、みっしりと銀の鳩がひしめきあっているのかもしれない
想像したら、ちょっとこわくなった
今日の収穫としては
セガルさんとわたしの突っ込みどころ度合いは4:1らしい
セガルさんは突っ込みどころが多いというか
あんまりにも直進でいいひとだから、ちょっとだけ悪い人にだまされたりしないか、心配になる感じ?
……わたしみたいな子どもに心配されているって聞いたら、気を悪くしちゃうかな
これは、黙っていようとおもう
ところで余談だったんだけれど
わたしとセガルさんは、村がもう少し離れていると思っていたら
アルシアさんが言うには村から歩いて5分の地点だったらしい
……ちょっと恥ずかしかった
まだまだ、修行がたりません
【降雪のツンドラ:セガル★アルシア】
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